Who is Scatman John?


このページではスキャットマン・ジョンがどのような人物であったかを紹介していきます。


スキャットマン・ジョンは1990年半ばから末まで活躍した音楽アーティストです。

53歳でメジャーデビューを果たし、世界中で大ヒットを記録した"SCATMAN"をリリースしました。

そのサクセスストーリーはスキャットマン・ジョンの過去無くしては語ることができません。


スキャットマン・ジョン(本名ジョン・ラーキン)は1942年ロサンゼルスで生まれました。

スキャットマンは幼い頃から吃音(きつおん:どもり)をかかえており、ほとんど誰とも話をすることができなかったそうです。

そこでコミュニケーションの手段としてジャズピアノに出会い、そこからスキャットマンの音楽人生が始まります。


吃音を克服し、ジャズピアニストとして活躍していたスキャットマンは彼独特のスキャットをマスターし自身が演奏するピアノに合わせて歌を歌うようになります。

そしてそのスキャットこそが音楽アーティスト"SCATMAN JOHN"を生み出し、世界的大ヒット曲"SCATMAN"につながることになります。


スキャットマンが歌う歌詞には彼の様々な経験を基にしたすばらしいものがたくさんあります。


誰だって吃音することくらいあって当然

いいかい、僕のメッセージをよく聞くように

実際どんなことがあっても身を引いちゃいけない

スキャットマンができるなら 君だってできるさ

-デビュー曲「SCATMAN」の冒頭より引用-


この歌詞は吃音というハンディを克服してスキャットという長所に変えることができたスキャットマン自身を表しており、とてもポジティブですばらしい歌詞だと思います。

他にもすばらしい歌詞がたくさんあります。是非曲を聴きながら歌詞を読んでみてください。


スキャットマンは1999年にガンで亡くなってしまいスキャットマン・ジョンとしての活動期間はわずか5年でしたが、その年齢を感じさせないパワフルさ・陽気さ、そしてすばらしい人間性をもつスキャットマンはいつまでも私の中に存在し続けるでしょう。


おまけ

私がスキャットマン・ジョンを知ったのは中学生の頃です。

中学校でのお昼の時間の校内放送で初めて「SCATMAN」を聴きました。

あのスキャットは衝撃的でした。

私が初めて買ったCDはアルバム「SCATMAN'S WORLD」です。